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    鳥取県西部地震 2000/10/6 13:30 発生
ほとんどの家でも、屋根、壁、墓が壊れるなどの被害がありました。
このたびの地震で被害に会われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

↓ 境港公共マリーナの桟橋が、崩れ落ちました。10/11撮影

証言1 モーターボートのAさん

魚釣りから帰り、とりあえずビジター桟橋に横付けして舫いをとり、釣り竿、クーラーなどを降ろし桟橋にいたら、突然大きな音と共に揺れが来た。立っている事が出来なかった。
その時、突然体が宙に浮いた。次の瞬間、海の中だった。桟橋と共に海に落ちたのだ。
桟橋に引き込まれて、海に呑まれようとしている船を見て無我夢中で這い上がった。とにかく、舫いを解き難を逃れた。少し遅ければ、船は沈んでいただろう。

まるで、最初から何もなかったかのよう。
2艇のヨットが桟橋とともに沈み、他の船も舫いが切れて漂ったり、
隣同士でぶつかったりしながら、半沈状態で辛うじて助かった。
3本あった桟橋全てが、手前、3艇分を残して全て海に沈んでしまった。


↑落ちた桟橋


↑震災前の写真

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移動されずに放置↑

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ぽつんとあるのは、唯一残ったビジター桟橋。
向こうまで桟橋が伸びていて船がいっぱいに舫われていたとは・・・。

7割の船が繋留場所を失って、ラフティングで凌いでいるが、外海からの風はキツイ。
ヤードには大きな亀裂が走り、昇降機も使えなくなった。
船を上架する事も下ろすことも出来なくなっている。

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鳥取夢みなと博でにぎわったマリーナの前の道。
道は、ぐにゃぐにゃになり、歩道には、噴出した砂が大量に残る。
右の水路も砂で埋まり、大きな砂山が出来ていた。

証言2 モーターボートのBさん

バウ付けで舫いをとり船に乗り移ったとたんに、まわりの景色が大きく揺れた。ヤードの方は地面が大きく波を打っていた。・・変だな?・・と思っていたら、突然バウが水中に突っ込み、投げ出されそうになった。何が起こったのか解らなかった。
ビジター桟橋にいた友人がいない。はじめて桟橋が落ちたのに気づいた。
なんとか舫いを解き、岸壁にまわした。
まさか桟橋が落ちるなんて・・・・。怖かった。

 証言3 公共マリーナ管理人のCさん

桟橋が落ちて、被害艇のオーナーに連絡をとろうとしたが、電話が繋がらなかった。みんなに繋がったのは、翌日の昼過ぎだった。
連絡しても来ることの出来ない人もあり、どうしようもなかった。

米子港荷揚場岸壁が陥没、崩壊

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至る所でヒビ割れ大きな段差が出来、液状化現象による陥没、砂の噴出しで、
「全面立入禁止」です。繋留も工事作業船以外、許可が出ません。

証言4 KCCメンバーのHさん

錦海ヨットハーバーの対岸で船を見ながら車内にいたら、突然、大きく車が揺れた。「突風だ!」と思った。
その時、海面に大きなざわめきと共に、水柱が走った。それに合わせるように、何千、何万いや、もっともっと、この狭い錦海ヨットハーバーに、こんなにも魚がいるのかと想像を絶するほどの全部の魚が一斉にすごい勢いで飛び跳ねた。ものすごい光景だった。
でも・・なんか、様子が違う。・・。
目の前の船は揺れてはいるが、ヒールしていない。・・まだ車は大きく揺れている・・誰かが車を揺らしている。このやろう!「誰だ!車を揺らすのは!」怒鳴りながら後ろを振り返るが・・誰もいない??
見ると、隣に止まっていた保冷車が倒れてきそうなくらいすごい勢いで揺れている。「な・な・なんなんだ????」 
ラジオのニュースで初めて地震だと知った時は、本当にびっくりした。

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